あなたのno.1仕上げ選択で年間20万円損してます

no.1仕上げは、熱間圧延後に酸洗いのみを行った最もシンプルなステンレス仕上げです。表面は灰色でザラつきがあり、鏡面や2Bのような光沢はありません。表面粗さはおおよそRa3.0〜6.0μm程度で、指で触るとわずかな凹凸を感じるレベルです。
つまり低コスト仕上げです。
この仕上げは主に構造材や内部部品など、外観品質が求められない用途で使われます。例えば配管支持部やタンク内部など、見えない場所が典型例です。1枚あたり2B材と比べて10〜30%安くなるケースもあり、数量が多い現場では大きな差になります。
コスト重視なら最適です。
ただし、酸洗いのみのため表面にスケール除去跡が残ることがあり、後加工時にばらつきが出る場合もあります。ここを理解せずに選ぶと、溶接や塗装工程で手間が増える原因になります。
選定が重要です。
no.1仕上げとよく比較されるのが2B仕上げやHL仕上げです。2Bは冷間圧延+焼鈍+調質圧延で、Ra0.2〜0.5μm程度とかなり滑らかです。一方HLはヘアライン加工で意匠性があり、外観用途に使われます。
違いは明確です。
例えば食品機械でno.1を使うと、表面の微細な凹凸に汚れが残りやすくなります。洗浄時間が1回あたり5〜10分増えることもあり、年間で数十時間のロスになるケースもあります。
これは痛いですね。
逆に、架台やフレーム用途では2Bを使うと過剰品質です。材料費だけでなく、傷防止の養生コストも増えます。こうした場面ではno.1の方が合理的です。
用途次第です。
no.1仕上げは表面が粗いため、レーザー加工や曲げ加工で挙動が変わることがあります。特にレーザーでは反射率が低く、切断面が安定しやすい一方で、酸化スケールの影響でエッジ品質がばらつくことがあります。
ここが落とし穴です。
また、曲げ加工では表面の微細な凹凸が起点となり、ヘアクラックのように見える現象が出ることがあります。実際には問題ない場合も多いですが、外観検査でNGになるケースがあります。
誤解されやすいです。
このリスクを避ける場面では、外観検査が厳しい製品に限り2B材を選ぶことで再検査コストを削減できます。判断基準は「外観検査の有無」です。
基準が重要です。
no.1仕上げの最大のメリットはコストです。例えば1トンあたりの材料費差が2万円出ると、年間10トン使う現場では20万円の差になります。
積み重なると大きいです。
ただし、安いからといって全てに使うのは危険です。後工程で研磨や塗装が必要になると、逆にコストが増えます。特に塗装前処理では、表面粗さが影響し、下地処理時間が1.5倍になることもあります。
逆効果になります。
このリスクを避けるには、「仕上げ後に何をするか」を最初に決めることが重要です。その上で材料を選ぶだけで無駄な工程を減らせます。
順番が大事です。
あまり知られていませんが、no.1仕上げは滑り止め用途に向いています。表面が粗いため、靴底や部材との摩擦係数が高く、簡易的な滑り止め効果が期待できます。
意外な使い道です。
例えば作業台の天板に使用すると、工具が転がりにくくなります。Ra数値でいうと約3μm以上あるため、完全な平滑面よりもグリップ力が高いです。
現場向きです。
この特性を活かす場面では、追加で滑り止め加工をする必要がなくなります。つまり加工工数を1工程削減できます。
これで十分です。

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